♪.+*。☆・♪体験レッスンへのご参加お待ちしてます♪.+*。☆・♪あらたに「入門プラス」クラスを追加開講!2024年4月スタート♪.+*。☆・♪土曜日クラスが関内馬車道スタジオへ2024年4月移転!♪.+*。☆・♪

大人でもバレエの上達を早める3大基礎

大人バレエ教室リジョイスバレエで毎週土曜日、横浜日ノ出スタジオで開催している「大人バレエ基礎~初級クラス」2023年2月~3月の様子をとおして講師がつぶやいていきます。 

バレエの上達のスピードをあげるために押さえておきたいこと

バレエのレッスンでは、はじめにバーレッスンで基礎をみっちり確認し、次はセンターレッスンになります。

センターレッスンまでくると、それまで心の支えとなっていたバーが無くなり、自分自身でコントロールして自立して動かなければなりません。

また、バーレッスンでは今立っているその場での動きが多いですが、センターレッスンでは移動を伴いながらの大きな動きが加わっていきます。

そしてレッスンが進んでいくと、バーで取り組んだ一つ一つのパ(バレエの動き)の基本が組み合わさり、実際のバレエの踊りに近いものになっていくので難易度が上がっていきます。

そうなった時に、大事なこと。

普段の「歩く」とバレエの「歩く」

例えば、何歩か歩く場合。
普段の生活で歩くのとバレエの踊りの中で歩くのは、まったく異なる動きになります。

普段の生活で歩く場合、一番初めに地面につくのは「かかと
かかと→足指の付け根→足指の順番ですよね。

バレエの場合は、「つま先」です。
足指→指の付け根→かかと(早く歩く、走る場合等はかかとは着地しない)となります。

もっと言うならば、一番初めに床に付くのは「つま先」といっても「爪の先の先」です。
そして足指の第一・第二関節を経由して指の付け根が触れる(ドゥミ(半分)ポイント)という意識です。
これを腰や脚の付け根を高く持ち上げながら行うわけです。

これをやってみると、自然と膝が伸び、脚が遠くに伸びます。

これ…バレエをやったことがあればお気付きの方もいらっしゃると思います。
バットマン・タンデュ、バットマン・ジュテの要素と似ていませんか?

「プリエ」「タンジュ」「ジュテ」が大切な理由

※バットマン・タンデュ(膝を伸ばしたまま足裏で床を擦って遠くの床に足先を伸ばす)
※バットマン・ジュテ(タンジュと同じ工程をふんで足先が床から離れる)

出した足先をポジションに戻す際
バットマン・タンデュでは、伸ばした足先からドゥミポイント(床に指の付け根が触れる)を経由してからポジションに戻します。

バットマン・ジュテでは、伸ばした足先から、まずはつま先(爪の先の先)が床に触れてからドゥミポイントを経由してからポジションに戻します。

どちらも腰や脚の付け根を高く保ちながら行います。

つまり、先ほどバレエで歩く場合に述べた
もっと言うならば、一番初めに床に付くのは「つま先」といっても「爪の先の先」です。
そして足指の第一・第二関節を経由して指の付け根が触れる(ドゥミ(半分)ポイント)という意識です。
これを腰や脚の付け根を高く持ち上げながら行うわけです。
まさにこれなのです。

なんなら一つのパが終わって次のパへ移行する際の繋ぎの一歩だけじゃありません。
一つのパを始めるために床に着くその一歩もそうです。

バットマン・タンジュ、ジュテの応用なのです。
このバットマン・タンジュ、ジュテの応用は、「歩く」に限らず色んな場面で登場します。
フルポイント⇔ドュミポイントは、スムーズな重心移動に大活躍します。

バットマン・タンジュ、ジュテの基礎を身に着けることが、いかに大切かということがご理解いただけるかなと思います。
これを身に着けるには、基本のバーレッスンで、正しい身体の使い方を何度も何度も重ねることが重要です。

バーの基礎レッスンがバレエのテクニックのヒントになる

大人バレエ教室リジョイスバレエでは、このバーレッスンで特に、「プリエ」「タンジュ」「ジュテ」にかなりの時間を割いています。
時にはこの3つで1時間費やしてしまうこともあります。

それはなぜか。
さきほどの例にもあるように、この3つの基本の応用がほとんどだからです。

つまり、「プリエ」「タンジュ」「ジュテ」を極めれば、新しいパを覚えるのも、難しいテクニックを習得するのもスムーズになります。
逆を言えば、「プリエ」「タンジュ」「ジュテ」ができなければ、すっ飛ばして新しいパや難しいテクニックを習得するのは困難であるとも言えます。

大人、こども、関係なく、バレエは毎回バーレッスンからレッスンが始まりますが、プロのバレエダンサーも必ずバーレッスンを毎日します。

なぜなら、我々人間は生もので機械ではないので、コンディションによって毎度感覚が異なります。
なので、脳から神経を伝って筋肉を動かし調整していく作業に、基本となぞることが1番適切だからです。

タンジュをなぞって、きれいに歩く調整をする、、、といった感じですかね。

その他にもバーレッスンで取り組んだ基本は、センターの難易度高めの動きのヒントになります。

リジョイスバレエのレッスンで、いかに基本のバーレッスンをめげずに重ねたかが、上達の早道になると実感してもらえたら嬉しいな、と思っています。

土曜クラスの様子

2023年2月

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

バーレッスン中に、バーに頼りきらずにたまに手を放してみるのもいいですね。
一通り手を離して出来るくらいになると、センターレッスンに繋がり 「踊り」にもつながります。

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

センターレッスンでは
どの角度に胸を向けて背中を向けているか?
前の足先は、後ろの足先はどの方向に出すのか?
手の先、顔の向きは… ?

こういった要素にも意識を向ける必要が出てきます。
身体の前面だけにフォーカスせず、背面にも意識を向けたいですね。

2023年3月

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

レッスンは 「なんとかうまくやろう…」 「失敗しないように…」という感覚を捨て去りましょう!
失敗を恐れずにトライ→失敗したら修正でアップデートしていくする貴重な時間です。

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

一つ一つのパ(動き)の基本をなぞる事ができたら、それをどう繋げていくかも取り組んで行きます。
それはバーレッスンのプリエやタンジュがヒントになりますよ。

横浜の大人バレエ教室リジョイスバレエの土曜クラス様子

この日は、パとパの繋ぎで床に着く足先 「爪の先」⇔「ドゥミ」を意識することに取り組み、皆さんの踊りが変わりはじめました!
基礎レッスンの基本に沿ったタンジュを習慣づけることを頑張った成果ですね。嬉しいです。


ここまで読んでくださりありがとうございました!
レッスンの様子の続きは、また次のブログで♪




4.6